[道具編]自宅でコーヒーを焙煎して飲んでみる。
コーヒー豆を煎るための道具
自宅でコーヒー豆を焙煎してみたい!という想いから、まずは前回お豆さんを買ってきました。
そして、いよいよ焙煎というところで道具が必要なことに気づく(遅い)。
ということで今回は焙煎に必要な道具を紹介したいと思います。
必要なのは以下の道具。
- 手網焙煎器
- 冷ますための道具(金属ボール、ドライヤーやウチワでも可)
- (僕は使わないけど)軍手
手網焙煎器以外は、案外家庭にあるもので済みそうです。ですから、今回は手網焙煎器を中心にどのようなものを使えばよいのか書いていきますね。
もっとも重要な手網焙煎器のチョイスのしかた
- 手軽さ
- 焙煎量
僕は、この2つの指標で考えれば目的の焙煎器を選べると思いますよ。
手軽さとは、掃除や汚れが少なく、腕への負担が少ないかどうか。
焙煎量とは、一度にどれだけロースト豆を作れるかどうか。
という意味なのですが、例えば僕が買った道具は手軽さ重視のこれです。
コーヒー焙煎用ではありません。胡麻炒り用です。
一度に大量の焙煎は望めませんが、大きさがほどよく、焙煎中に掛かる腕への負担が軽減できます。だいたい焙煎できる量は50~100gでしょうか。多すぎると焼きムラがでてしまうので僕は50gにしています。とにかく経験値を積みたいので、量より回数を増やしたいという目的から選んでます。
一方で、一度に多く焙煎したいというのであれば、こういったものになります。
これまたコーヒー焙煎用ではありませんね。銀杏用です。
これであれば150~200gはいけるようです。また、半球状のため撹拌しやすく、焼きムラが出にくいメリットがあります。
但し、注意点としては
- 重量が比較的ある
- チャフと呼ばれる皮が飛び散って掃除が大変(底部が網のため)
- フタが開いてしまうことがある(「クリップで止める」などの工夫が必要)。
まぁ、どれも一長一短ありますので自分の目的に応じて選べばいいと思います。初心者は手軽さ重視の方がオススメですけど。
その他の道具について
その他の道具は、だいたい家にあるもので事足りると思います。リストアップしたモノ以外でも代用が利くので工夫してみてください。念のため、リストアップした道具を説明しますね。
軍手は、直火で焙煎するので手が熱くならないために使用します。あまり熱いと感じ無いので僕は素手でやってます。
金属ボールは、狙った焙煎度合いで火の入りを止めるために、冷却する目的で利用します。手網焙煎器をコンロから離しても、熱があるため、狙った焙煎よりも進んでしまう可能性があります。それを一気に冷ますために必要なのです。ドライヤーでもOKですよ。
ざっとこんなあたりの道具で手網焙煎ができるのですから、思った以上にコーヒー焙煎の敷居は低いんですよね。もっと早くやってみるべきでした。
それでは、[道具編]はこんなところで次回いよいよ[焙煎編]へ移りたいと思います。…うまくいくといいな。