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[焙煎編]自宅でコーヒーを焙煎して飲んでみる。

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いよいよ、自宅で焙煎をしてみる。

 

生豆を購入して、道具も揃えて、ようやく自宅でコーヒー豆を焙煎してみたいと思います。初めてなもんですからドキドキしながらの作業です。

 

初回から失敗はしたくないし、満足のゆくものが出来たら良いなと思っているのですけど果たしてうまくいくのでしょうか。

 

また、何と言ってもコーヒーの焙煎にはいくつかの度合いがあるので、どれを狙うかも難しいところ。

 

8段階の焙煎度について

 

焙煎をする前に改めてローストのレベルを確認していきました。

最も浅煎りのライトからアイス用のイタリアンまでを含めると8段階に区別できます。

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そして、今回使用するキリマンジャロの特性から、深煎りのフルシティを狙って焙煎してみることに。そして、焙煎度は、見た目の色から判断することも必要ですが、音でもわかるとのこと。通称、1ハゼ・2ハゼと呼ばれているのですけど、豆が爆ぜる音でだいたいの煎り加減を判断できます。1ハゼは、パチパチという音を指し、2ハゼはピチピチという音を指すようです。ライト~シナモンの段階あたりで1ハゼ(パチパチ)。シティあたりから2ハゼ(ピチピチ)が始まります。

ですから、フルシティローストを狙うには

 

見た目=しっかり濃色の茶色

音=2ハゼのピーク

 

このように判断したいと思います。

 

では、焙煎開始!

まずは、生豆を水洗い。

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これはした方がいいのかしない方がいいのか別れるところですが、野菜などの食材と同じように汚れが表面に付着していると思うのでサッと洗うことにしました。

 

洗った後は、すぐに火にかけていきます。

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しばらく煎っていくと、コーヒー豆は緑色から黄色へと変化していきます。それに伴い、表面を被覆しているチャフと呼ばれる薄皮が剥がれてきます。写真では、網の天板を外していますが、通常は蓋を締めた状態でシャカシャカと振りながら、焼きムラができないようにしています。

 

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シナモン~ミディアムあたりでしょうか。この辺りで、1ハゼと呼ばれる豆が爆ぜるパチッという音がしてきます。

 

火力を弱くしすぎたせいか、20分経過してもなかなか2ハゼの音が聞こえず、色の具合も薄いままです。

そうこうしているうち、2ハゼの音がピチっとしてきました。この辺りの加減が非常に難しいのですが、つぶさに色と音を五感で察知しながら火の入り方を見ていきます。

 

ここかというタイミングで火からおろし、ボウル皿で余熱を冷ましていって…。

 

そして、完成したのがコチラ。

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んん~、

火が入りすぎました(汗)

 

フルシティというよりフレンチに近い色合いです。

思った以上に、焙煎が進んでしまいました。まぁ、このあたりは経験が必要のようです。

 

あとは、欠点豆を除去しておしまい。

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このように、欠けた豆や火の通りがあまい豆、不揃いな豆などを取り除きます。コレを怠ると珈琲の味に大きく影響してしまうんだとか。

 

生豆と今回出来上がった豆を並べてみました。

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やっぱり、黒いな(汗)

 

それと時間をかけすぎたせいで風味が飛んでいる可能性もあります*1

 

これは反省点として、次回への改善に役立てたいところ。

 

それでも、自家焙煎は面白い!

 

成功とは言えないかもしれませんが、自家焙煎…面白いです!

手間がかかって、大変ですけど、その分自分で焙煎した豆に愛着が湧きます。そして、工夫していく余地が大きくあるのでいつか自分の狙った豆を煎れるまで極めたいという気持ちになりますね。

 

次回は焙煎した豆を挽いて飲んでみる

 

次回は、いよいよ自家焙煎した豆を使って、コーヒーを飲んでみたいと思います。

また、味のレポートも書いていきたいと思います。

 

 

 過去の記事はコチラ。

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遠藤商事 ステンレス木柄 丸型ギンナン煎りBGV08

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生豆 キリマンジャロ(250g)

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*1:焙煎時間がながすぎると風味が消えてしまうようです。