ブルーボトルコーヒー青山へ行って、ブレンドセレクションを買ってきた。~ベラ・ドノヴァン編~
言わずと知れたサードウェーブの火付け役「ブルーボトルコーヒー」
昨年に清澄白河へ日本初出店したブルーボトルコーヒー。
当時、サードウェーブという思想も一躍脚光を浴びて、瞬く間に行列を作るコーヒーショップとなりました。
出店して半年ぐらい経ったころ、そろそろ並ばずに飲めるかなと行ってみると、いやいやその人気は全く衰えておらず、お店の外に長い列をなしておりました。
わざわざ並んでまでコーヒーを飲むのも野暮な感じがして、そのときは並ばずに飲めるカフェに入った記憶があります。
そんな風に、気になってるんだけど近寄れないジレンマを抱えながら、つい先日青山に行く用事が出来たのもあって、青山店に立ち寄ってみることにしました。
青山店は人気があるけど、少し待つだけで買える。
出来れば行ったその場で、アイスコーヒーを店内で飲めればよかったのですが、とてもリラックスして飲めるような雰囲気ではありませんでしたし、それまでにコーヒー飲み過ぎていたのもあって、今回は珈琲豆を買うにとどめました。
それが上↑のブレンドセレクションです。
これはブルーボトルコーヒー定番のブレンド3種がセットになったもの。
サードウェーブの基本概念にあるシングルオリジン(単一種≠ブレンド)ではありませんが、そのお店の実力を図る上で、イントロとしてはブレンドをオススメします。
その定番3種のブレンドを小分け(75g)にしたセットが売っていたので、買ってきました。
コーヒー器具や珈琲豆を買うコーナーは比較的空いていたので、ストレス無く購入することが出来ましたよ。コーヒーを買う一角は、少し混んでいましたが、清澄白河と比べると断然青山店のほうが空いているように感じます。
とりあえず一番人気のブレンドを飲んでみた。
ということで早速、買ってきたブレンドを自宅で飲んでみることに。
3つ同時に飲めれば、その違いもわかるのですが、今回は一番人気のベラ・ドノヴァン
を飲んでみたいと思います。
※ここからは備忘録的な意味も込めて御託を並べるので、飛ばし読みして下さい。
エチオピアはコーヒーのルーツと言われる国です。モカでも有名なところでして、果肉付きで乾燥するナチュラル製法が主流。上質な酸味と甘みが特徴。
インドネシアはコーヒーの歴史は浅いですけど、興味深い原産国です。始まりは17世紀頃オランダから持ち込まれたコーヒーノキ。しかし、19世紀頃サビ病に掛かり、壊滅的状況へ。そこで耐性が強いロブスタ種へと植え替えられ、いまでは世界有数の生産国となりました。僅かながらアラビカ種も栽培しており、スマトラ島のマンデリン、スラウェシ島のトラジャ、ジャコウネコのコピ・ルアクなどは聞いたことがある人もいるはず。
閑話休題。
それではベラ・ドノヴァンを作って飲んでみましょう。
いつも、どの器具で飲もうか悩むのですが、コーヒー豆本来の味を味わうためにフレンチプレスを使います。ペーパードリップに比べてキレはなくなりますが、コーヒーオイルや微粉によるコクを感じやすいのが特徴(雑味と捉えることも出来ますけど)。
<条件>
器具:HARIO「ハリオール」
豆:ベラ・ドノヴァン
分量:豆15g、お湯200ml(抽出目安150~170ml)
湯温:90℃
抽出時間:4mins(蒸らしも含めて)
出来上がりはこんな感じ。
見た目では、割りとクレマが多く、色合いは濃厚な感じ。
味に関して、最初の印象は重厚感ある“まろやか”な苦味(純ココアみたいな)。次いで控えめに上品な酸味、最後にフルーティな香りが鼻をすっと抜けていきます。うん、ミルクを混ぜても美味しいかも。
とてもまとまっていて、万人受けしそうなテイスト。安定感があるので、毎日飲みたいそんなブレンドになってます。これが一番人気である理由も分かりますね。
次回は、別のブレンドもレビューしたいと思います。
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