コーヒー粉の粒度を揃えたら、味の輪郭がクリアになったよ
カイゼン!でより良いコーヒーライフを目指す
コーヒーは、お湯(水)とコーヒー豆の2つで構成された非常に単純な飲み物です。
それなのに!
たったそれだけなのに、どうしてこんなにバリエーション豊かな味や香り、舌触りなどすばらしい体験を与えてくれるのでしょうか。
とても不思議な飲み物です。
それだけではなく、適切な飲み方によって健康にまで良い影響を与えます。
そんな大好きなコーヒーですけど、毎日同じクオリティで淹れること、さらには、もう一段階品質を上げることを目指して、コーヒーと向き合っています(少し大げさ)。
そんな中で今回、タイトル通り、挽いたコーヒー粉の粒度を揃えると、もっと美味しくなるという話を聴いたので実際にためしてみることにしました。
粒度を揃えるには何が必要か
粒度を揃えるには、茶こしが必要です。
日本茶を飲むときに使うアレです。
この茶こし、100円均一でも手に入りやすい道具の一つ。
ボクが買ったのは貝印のちょっといいやつ。
amazonでポチりました。
当然、こういうものでなくてならない理由はありません。100円均一で買うでも全く問題なしです。
こういう感じに茶こしにカップとフタが付いているのが特徴。
茶こしでふるいわけしたコーヒーは果たして美味しくなるのか
というわけで、この茶こしを使って、コーヒー粉をふるいにかけたいと思います。
18gのコーヒー粉を茶こしに投入!
フタをして、ボクの場合、30秒シャカシャカ振りまくりました。
そうすると、
受け皿のようなカップに細かい粉が落ちていますね。
量りで調べると、1gくらい落ちていました。このあたりは、挽き方が粗挽きか、細挽きかに依存します。何度か試して、出来高の収量をコントロールする必要がありますな。
勿体無いのですが、こちらの粉は処分です。
あとは、残った粉でいつもどおりに淹れます。
今回は、目黒にあるSwitch Coffee TokyoさんのMONTE ALEGRE(ブラジル・ミナスジェライス州産)を使用します(写真左)。
<条件>
器具:HARIO「ハリオV60」
豆:MONTE ALEGRE@Switch Coffee Tokyo
分量:豆18g(出来高17g)、お湯190ml(抽出目安150ml)
湯温:89℃
抽出時間:3mins(蒸らしも含めて)
今回、味の違いをお伝えしたかったのですが、淹れている最中にも違いがありました。
それは、お湯の抜け具合、泡の膨れ方など。
理屈はわかりませんが、お湯を注いだ時の泡の膨らみが豊かになった感じがします。これは淹れていて楽しい。
あと、お湯がサッと抜けていく感じもありました。これはなんとなく理由がわかります。細かい粉による保水力が無くなった分、下へ抜けやすくなったためかと。
そんな具合に注ぐ段階から違いが見えたのですが、肝心の味は果たしてどうなのでしょうか。
ピンと合ってませんが、出来上がりがコチラ。
割りとアシディティが強く感じられる豆なのですが、エグみというか雑味が取り除かれて味の輪郭がくっきりした印象です。写真のピントはくっきりしていませんが。
コーヒーの味については、人によって千差万別の評価があるかと思います。
ボクとしては、今回の茶こしハックは美味しいと評価できました。
複雑な味わいがわたしゃ好きなんだという方には、まるごと使って淹れて飲むのもよろしいかと思います。全く否定しません。ボクもたまにはそういう飲み方もしたいですし。
あとは、この手間を惜しむか、惜しまないかですね。
面倒といえば面倒な作業なので、時間がないときは端折ってしまいそう。
とういわけで、結果的に茶こしで粒度を揃えるとコーヒーはクリアな味わいに変わり、ポアオーバーする作業も楽しくなるということがわかりました。
ボクは、これからのコーヒーライフに取り入れていきたいと思います!
コチラの記事も
HARIO ( ハリオ ) コーヒードリッパー V60 02 セラミック ホワイト コーヒードリップ 1~4杯用 VDC-02W
- 出版社/メーカー: ハリオ
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 3人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
HARIO ( ハリオ ) V60用ペーパーフィルター 03M 1~6杯用 100枚入り みさらし VCF-03-100M
- 出版社/メーカー: ハリオグラス
- 発売日: 2010/11/22
- メディア: ホーム&キッチン
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る