防災ブック「東京防災」 けっこうタメになる本だった。
地震・火災など、あらゆる災害に対応するための「東京防災」が家に届いた。
豪雨や地震、竜巻など、何かと災害が多い日本。
日本は地理的に、地震や津波、火山噴火などの災害が極めて多い国です。
過去数年だけ見ても、地震や火山噴火や豪雨や津波やであらゆる天災が発生しています。今後においても、東海地震が起こる可能性があるとかないとか、とにかく予断を許さない状態でもあります。
そんなタイミングで、東京都から防災ブック「東京防災」なる本が家に届きました。
そのほか、防災マップとステッカーが付いてきます。
防災マップは住んでいる区の避難場所や給水拠点がマッピングされています。 大田区に住んでいれば大田区の地図がもらえるわけです。
メインの防災ブックは300ページ強とそこそこボリュームがありますが、平易な文章と随所にイラストを加えているので大変読みやすいです。子どもでも防災を学べるように工夫しているのでしょう。内容は以下のとおり。
内容
- 大震災シミュレーション
- 今やろう 防災アクション
- そのほかの災害と対策
- もしもマニュアル
- 知っておきたい災害知識
- 付録
・安全のしおり
・インデックス
・漫画「TOKYO "X"DAY」かわぐちかいじ
所々には、コラムなどもはさまれており、東日本大震災の被災者の声などが掲載されています。
とくに、僕の中で役立ちそうと思ったコンテンツが4.「もしもマニュアル」です。
知っているようで忘れている心肺蘇生法から簡易おむつの作り方まで。困ったとき、本当に役立ちそうなサバイバル術が載っていました(なかにはハエ取り器の作り方なんかも載ってましたよ)。
東京都に住んでいる方々にはこれが無償で配布されていると思うのですが、何だか都民だけでこの防災ブックを活用するのでは勿体無い気がします。
東京都のホームページからも閲覧・資料ダウンロード可能です!
実はこの防災ブック、冊子こそ都民にだけ配布されていますが、PDFや電子書籍という形式でパソコン上から誰でも閲覧が可能なのです。
・PDF版
・デジタル版(電子書籍)
中身は東京に限定しているわけではないので、ぜひいろんな人に目を通してもらいたい内容になっています。また、非常にわかりやすくまとまっているので、子どもなどにも見せてあげるのも良いかもしれません。
但し、付録の防災マップはさすがに都民向けのものなので、各自治体で発表されているものを調べて使うしかありません。
防災ブックは持ってるだけじゃ(あまり)役に立たない。
いずれにしても、災害はいつ・どこで起こるかわからないところに怖さがあります。天気予報のように、何月何日にどこで起こるのかわかっていれば、事前に対応もできるでしょう(傘を用意するとか、外出を控えるとか)。
しかし、ほとんどの場合、災害を予測するのは困難です。であれば、出来ることはひとつしかありません。そう「防災」です。厳密に言うと、「二次災害を防ぐ」という意味合いでの「防災」です。必ず、地震や豪雨などの災害は起こります。すべての災害を未然に防ぐことはいまの科学技術では到底出来ません(というか今後においても)。
問題は、災害を出来るだけ小さくするための工夫だと思います。これは国をあげて取り組むこともあれば、僕達一人ひとりが準備して取り組むこともあると思います。
その足掛かりとしてまず、この防災ブックに目を通して、実践的なアクション(準備など)をすることが重要です。
普段はあまり防災について考えることがなかったのですが、この防災ブックが家に届いたのを機に、災害について考える良い時間が出来ました。みなさんも家族や夫婦で一緒に実践的に学んでみてはいかがでしょう。
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