完全無欠珈琲(Bullet proof coffee)の作り方
完全無欠珈琲(Bullet proof coffee)とは
2016年の目標にも掲げている完全無欠珈琲。これをさっそく食生活に取り入れていきたいと思います。
最近巷の本屋さんで平積みされている話題の本「~シリコンバレー式自分を変える~最強の食事」で提唱されているカラダに良いコーヒー。それこそ「完全無欠珈琲」です。
名前がすごいですよね。だって、完全無欠ですよ。非の打ち所がないということです。
完全無欠珈琲というネーミングが誇大表現のようで半分疑ってかかっていましたが内容を読み進めていくと、科学的根拠に裏打ちされたものであることがわかってきました。何より、すぐにでも取り入れて自分で試してみたいと思うようになりました。
完全無欠珈琲はどう生まれたのか
この完全無欠珈琲の何が完全無欠なのか。気になるところです。
ところでこの「最強の食事」著者のデイヴ・アスプリーは140kg台目前の肥満男性でした。ダイエットのためにかけた費用がなんと30万ドル(3千万円以上!!)という桁違いで、マジな取り組みによって、ある答えを導き出しました。そのいくつか列挙しますと、
- ダイエットにカロリー計算は意味を持たない。
- ダイエットは努力じゃない。むしろそれでは失敗する。
- 痩せるには、長時間の運動が不要。
30万ドルという自分への投資により、明らかとなったダイエットに関する神話の数々。
様々なダイエットを見つけては試しながら、健康の本質へと迫っていく著者。そんなまだ究極のダイエット方法を模索している最中、 チベットで完全無欠珈琲のきっかけとなる出来事がありました。滞在していたチベットの高地は零下23度にもなります。標高が高いため空気も薄い環境。現地の遊牧民から、伝統的なヤクのバター茶を一杯ふるまわれ、生き返ったそうです。
「こんなに空気が薄いところでこれを飲むと元気が出るのはなぜか?」
「荷物を軽くすべき遊牧民たちが重いブレンダーと手動の攪拌機をわざわざ持ち運ぶのはどうしてなのか?」
そんな疑問から完全無欠珈琲の着想を得たそうです。
完全無欠珈琲は結局のところ何が“完全無欠”なのか
まずは、完全無欠珈琲のレシピを以下に記載します。
・良質の豆(カビ毒防止)で淹れたコーヒー:1杯
・グラスフェッド(牧草飼育)の無塩バター:大さじ1まで
・MCTオイル:大さじ1まで
※バターなければ、ココナッツミルク:大さじ4&MTCオイル大さじ:1~2まで
※バターやオイルはただ溶かすのではなく、ミキサーなどで“溶かし合わせる”のが肝要。より脂肪のエネルギー利用効率があがるのだとか。
ひとつずつ、食材のもつ有効性を説明していきたいと思います。
①コーヒー
これは皆さんご存知の通り。コーヒーは、古代から薬代わりに服用されているほど健康によいとされています。
まず、代表的なのがカフェイン。カフェインは眠気覚ましに効果的とされていますが、それだけでなく脳内の炎症を防ぎ(頭がスッキリ)、長期的にはアルツハイマー病発症リスクを低減します。
次に、コーヒーに含まれるコーヒーオイル。カーウェオールやカフェストールと呼ばれる油脂ですが、これらは強力な抗炎症性物質であり、酸化ストレス・DNAへのダメージを防いでくれます*1
最後に、ポリフェノール。ポリフェノールは抗酸化物質であり、腸内の痩せ型細菌と言われるバクテロイデス門のプレバイオティクスの働きもしてくれるそうです。
②グラスフェッドの無塩バター(又はココナッツミルク)
バターは良い脂肪とされ、酪酸塩(中鎖脂肪酸)が多く含まれています。この脂肪酸の働きにより、血中コレステロール値を下げ、中性脂肪を減らし、インスリン感受性*2を高めると言われています。
そして、牧草飼育にこだわる理由は、品質に対するリスクを少しでも減らすためです。一般に出回っているバターでは有効とされる中鎖脂肪酸が少なく、カビ毒や添加物のリスクも増えてしまうからです。ココナッツミルクも中鎖脂肪酸が主要成分の良質な脂肪のようです。
③ MCTオイル
これも②のバターと同じく、中鎖脂肪酸100%で構成されている油です。脳内の炎症を防ぎ、空腹感を軽減してくれます。
完全無欠珈琲をとりあえず始めてみます
気になる完全無欠珈琲ですけど、とにかく始めてみます。いくら信用できるといっても試して効果が出なければ意味がありません。
まずは、朝をパン食から完全無欠珈琲に切り替えます。そして、2週間くらい試したところで、途中経過などを報告していこうかと思ってます。
ちなみに、完全無欠珈琲のために揃えたココナッツミルクとMCTオイルはこれです。
バターは高価で種類も少なかったので、ココナッツミルクにしてみました。
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