ニオイが気になるランニングシューズの脱臭・吸湿方法
暖かくなってくると、気になるクツのニオイ
春や秋などの季節はランニングをするのにもってこいの時期ですよね。
適度に暖かく、走りやすい気温です。
僕はこの時期に走るのが一番好き。
でも、暖かくなってくると気になることもあります。
それは、「ニオイ」。
クツの中でも特にランニングシューズは、足に汗をかきながら使うので、走り終わった後のクツの中は"もわっ”と生あたたかい状態になっています^^;
そんな時に、お手軽に脱臭・吸湿してくれるものがあります。しかもコストはほぼゼロで。
クツの脱臭には珈琲カスがオススメ
何を使うかといいますと、身近なモノでもある珈琲です。
僕は、ブログでも言っているように大のコーヒー好きです。
毎日欠かさず豆を挽いて飲んでいます。いつもなら何の気なしに捨てていたコーヒーのカス。それを脱臭剤として再利用してみました。
脱臭剤を作るための材料は以下の通りです。
- コーヒーを淹れた後のカス
- お茶パック
以上です。
掛かる費用はお茶パックのみ。これも100円均一で売っているので十分ですので、ほぼコストゼロです。
作り方の前にどうして珈琲カスがニオイを消してくれるのかについてですけど、珈琲カスは目には見えない小さな凸凹があるのです。いわゆる「多孔質」というのですが、似たようなものとして活性炭があります。あれも多孔質な構造のため、ニオイを捕まえて消すという仕組みです。
こういった構造的な脱臭ともうひとつは化学的な脱臭として、アンモニアの中和作用があります。まぁ、詳しくはUCCのサイトを御覧ください。
珈琲カスによる脱臭剤のつくりかた
- 珈琲カスをフライペンで炒る
- 水分が充分に飛んだら、お茶パックに詰める
- 詰めた即席脱臭剤をオイニーがするランニングシューズへポイっと
以上。
カンタンですね。いちおう、順を追って説明していきます。
1)ペーパーフィルターで淹れた後の珈琲カス。いつもならすぐに捨てていましたけど、これを使って作っていきます。ちなみにこのカスは10g程度。
2)1のやつをフライパンにぶちまけます。水分をたっぷりふくんでいるのでウェットですね。焦げ付かないように弱火でサラッサラになるまで炒ります。
3)はい。香ばしい香りを放ちつつ、水分がしっかり飛びました。
このお茶パックに・・・
4)先ほどの炒ったカスを詰めます。
5)詰め終わったら、封をします。パックにはこういう返しが付いているのでこれを裏返すとカスが漏れ出ないように封が出来るんです。
これで完成!
出来上がった脱臭剤をあとはランニングシューズの靴底へ忍ばせれば、次に使う頃にはしっかり脱臭、それと吸湿もできているでしょう。
脱臭剤を投入するタイミングは走り終わった直後です。
この時が一番ニオイの原因になる細菌が繁殖しやすい状態ですので、ランニングし終えたらすぐに投入をしておくべきでしょう。
脱臭効果の期限は、ネットで調べてみるとマチマチでして、広範囲ですけど1~4週間が目安のようです。まぁ、本格的な脱臭剤と比べれば劣るでしょうから、適宜こまめに入れ替えたほうが良いと思います(カスはいくらでもあるのですから)。
まとめ
クツの他に、冷蔵庫の脱臭やタバコのニオイ消し、はたまたガーデニングの土壌改良などとしてもつかえる珈琲カス。まさに一石二鳥。美味しいコーヒーを飲んだ後でも活躍してくれるので、とくにコーヒー大好きでランニングする人(僕です)には、ぜひお試ししていただきたいですね。
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