台所のシンクの水垢をクエン酸スプレーで撃退してみた。
水垢は、ただ擦ってもおちないのね
見て見ぬふりをしてどのくらい経つでしょうか。
キッチンのシンクが白っちゃけてます。そう、その正体は水垢です。
どうにかしなくちゃと思いながら先延ばしにしていたのですが、今日なぜかやる気に満ち満ちてまして。
この水垢を撃退すべく、掃除をしました。
そもそも水垢とは?除去には何が効果的なのか。
水垢と呼ばれるだけあって、水回りに出来るものですけど、人から生まれる垢とは全くの別物なんでしょうね。Wikipedia調べによると、
水垢と呼ばれるが主成分は石灰なので、不衛生なものではない。酸に溶ける性質があるため、溜まった石灰鱗の除去はクエン酸が有効である。
とのこと。Wikipediaに載っている水垢の顕微鏡写真を見ると、魚の鱗のような結晶(背筋が寒くなった)。
石灰石はCaCO3なので、非常に水に溶けにくいんですよね。これを除去するにはH+を持つ酸が効果的なんです。
CaCO3 + 2H+ → Ca2+ + CO2 + H2O
固化した石灰を酸がアタックして、二酸化炭素と水と水酸化カルシウムに。水酸化カルシウムは水に溶けるので、洗い流せば綺麗さっぱりという理屈です。
ではでは、早速クエン酸で水垢を撃退しましょう!
お手製クエン酸スプレーを噴射→ラップで保湿、がミソ
まずはクエン酸スプレーを作るところから。
これはドラッグストアや100円均一でも入手可能です。品質に差はないはずなので、100円均一で買うのが安くていいかと。
そして、クエン酸小さじ2杯ぐらいを400mlの水で溶かします。このあたりはお好みで。
しっかり溶かしたら、ごくふつうの霧吹きなどに装填して完成です。
完成したクエン酸スプレーと、もうひとつ必要なのがラップ(もしくはキッチンペーパー)。
クエン酸スプレーを噴霧したあと、しばらく放置するのですが、水分が蒸発しては折角水溶化している石灰がまた固まってしまいます。それを防ぐために、サランラップで保湿するんです。
では、ビフォアの写真を最初にお見せしておきましょう(本当に汚いよ)。
はい、言ったとおり、汚いですね。我ながら本当にズボラでした。
とにかく、憎き水垢にクエン酸スプレーを、噴射!噴射!噴射!
すかさず、ラップでパック!パック!パック!
あとは、30分放置。放置後は古い歯ブラシなどでゴシゴシして、最後は水で洗い流せば完了。
では、ここからアフターの写真をお見せしますね。仕上がりはこんな感じに。
最初に比べたら、綺麗になってませんか。
まだ、ガンコな水垢が多少残っていますけど、うっすら汚れていた水垢はあらかた取り除かれたと思います。
恐るべし、クエン酸。
これまで何度かただゴシゴシ擦っても取れなかった水垢が簡単に無くなりました。
実は、30分放置と書いたのですが、それではうまく落ちなかったので再度そこから4時間ほど放置してます。ラップでパックする時間も重要なんですね。
比較しやすいように並べて見ましたが、やはり水垢が取れてますね。
大成功です。
まとめ
クエン酸スプレー+ラップの合わせ技で大半の水垢を撃退できましたが、こういうものは常日頃こまめにやっておく必要があることもわかりました。気付いた時にササッとやっておけば、さほど苦労せずにキレイなシンクを保つことが出来ますからね。
以後、ズボラな僕ですが気をつけて掃除していきたいと、少し反省しました。
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↑専用のクリーナーもあるんですね。
↑TVなどのメディアでお馴染みの茂木和哉。効果は高そうですね。
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